中堅看護師がつらいと感じる6つのこと

一通りの仕事ができるようになって先輩の目も離れ、独り立ちして嬉しいのもつかの間。

中堅看護師になると、新人の頃とはまた違ったつらさがあります。

そのため、中堅看護師となって転職・離職する人も後を絶ちません。

今回は、「特に中堅看護師が感じているつらいと思うこと6つ」を紹介します。

中堅看護師がつらいと感じる6つのこと

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「できる」が当たり前！ミスすると白い目で見られる

中堅看護師になると、新人の頃とは違い、できることが当たり前になります。

そのため、ちょっとしたミスがあると、白い目で見られることもしばしば…。

先輩看護師や師長さんもできるものと思って接してくるので、できないと「なんでできないの！？」「この人仕事できないんじゃない？」となってしまいがちです。

わからないことを聞くのも聞きづらかったりするので、つらく感じる中堅看護師は多いようです。

責任が増え、重圧に耐えられない

中堅看護師になると、休日の日勤や夜勤で自分が一番上となることも増えてきます。

1.2年目の頃は、自分の担当の患者さんだけを看ておけば良かったですが、中堅看護師になるとそうはいきません。

自分の担当以外でも、病棟全体の患者の状態を把握しておかなければなりません。

夜勤で急変などがあった場合は、頼る先輩がいないため、自分がリーダーシップを発揮して後輩へ指示出しやDrとの連携を取っていかなければなりません。

頼られる立場になると、責任が増えるため重圧に耐えられずストレスでつらいと感じる中堅看護師がたくさんいます。

新人指導

看護師になって3.4年目あたりで、メンターやプリセプターとなって新人指導を任される病院がたくさんあります。

きちんとした看護技術やアセスメント能力が備わっていないと、新人看護師に指導はできません。

担当の新人看護師は自分の分身のようなもの。

自分独特のやり方などがあるとそれを新人看護師も覚えてしまい、病棟のやり方と違っていた・・・なんてこともあります。

新人のメンタルなどのフォローも必要ですし、他看護師から守ってあげないといけない場面などもあるため、板挟みとなるつらく感じる中堅看護師が多いです。

委員会やリーダー業務

中堅看護師になると、部屋持ちだけをしていればいい日々は終了です。

さまざまな委員会を任されたり、リーダー業務をしなければいけません。

日々の業務でも大変で忙しいので、勤務時間内に委員会などの仕事ができることはほとんどありません。

リーダー業務では、病棟全体の患者の状況を把握しながら、他看護師に指示だしをしていかなければなりません。

その他にもDr指示の確認や点滴・薬の確認、家族への連絡なども必要です。

リーダー業務の日は、仕事が終わらず夜8時・9時くらいまで仕事をすることも多々あります。

やることが多く仕事が終わらないためつらいと感じる中堅看護師がたくさんいます。

サービス残業

これは勤務する病院によりますが、ほとんどの病院で、朝始業時間の30分くらい前には出勤してその日の情報収集をします。

もちろんこの30分にお給料は発生しません。サービス残業です。

特にリーダー業務の日は、早い人は1時間前から出勤していたりします。

看護師の仕事は、「明日やればいっか！」が通用しない仕事です。

終業時間になっても仕事が終わっていなければ帰れません。

また、その日の受け持ちの仕事が終わっても、そこから委員会の仕事などがあると定時で帰ることができません。

労働時間が長くなりがちなので、つらいと感じる中堅看護師が多いようです。

やりたいことができない

看護師も中堅になると、自分の好きな分野ややりたいことが出てくることが多いです。

しかし、中堅看護師は病院のいいように移動させられることも多く、やりたい分野の仕事につけず、興味のない病棟で働かされることもあります。

自分のやりたいことができないと、やりがいを無くしストレスでつらいと感じる中堅看護師がたくさんいます。。

がん患者のケモに関わりたいのに、整形外科の病棟に移動させられたりしたらやる気を失いますよね。

まとめ

看護師の仕事は大変なことが多いのでやめてしまう人が後をたちません。

せっかく看護師の免許を取ったので辞めてしまうのはもったいないと思います。

看護師はつらいと感じることもたくさんありますが、やりがいもある素敵な仕事です。

つらかった新人の頃を乗り越えたあなたならきっとできます。

中堅看護師もつらいことがたくさんありますが、頑張っていきましょう。

今の職場が合わないと思うなら転職してみるのも手かもしれません。